オススメの小説紹介#1

皆さんこんにちは!岩ちょこです。

今回の記事は、自分が読んだ小説のオススメを紹介する記事です。オススメしたい小説が沢山あるので順次紹介できればいいなと思っています。一記事一作品の方が記憶が鮮明なうちにかけるので僕のブログでは一つずつ紹介させていただきます。
なるべく重要な伏線なんかのネタバレは避けるつもりですがあらすじを書く上で多少の内容のネタバレがあります、ご注意ください。

オススメする小説

いなくなれ、群青
著者: 河野裕
レーベル: 新潮文庫
ジャンル: 青春ミステリー

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

オススメ理由

 文章の中で会話が多くあり、文体にライトノベルのような読みやすさを感じました。物語の展開ももたついた印象もなくテンポよく最後まで読めたので好印象でした。

少し内容に踏み込んだことを書くと、この物語はある日気がつくと奇妙な島にいるところからはじまります。この物語は"階段島"と呼ばれる島について、"階段島"とは一体何なのかという謎を明かすことを物語の主軸にしながら、主人公とその周りの登場人物との掛け合いも楽しめる作品です。一人称視点で書かれているので主人公の心の声のようなものが文中にありとても面白い作品です。この島を出るためには自分の失くしたものを見つけなければならない*1ということなのですが… …この辺りから先はネタバレになるので伏せておきます。物語を読み進めながら階段島の謎について主人公たちと一緒に考えるとより一層楽しめると思います。

最後まで見ていただきありがとうございます。また別の記事でお会いできることを祈っております。



iwachoco.hatenadiary.com


*1:小説の引用