【ぷよぷよ】ぷよぷよ#2 -上達の壁-

 今回の記事はぷよぷよについてです!前回のぷよぷよ記事では基本的なルールと連鎖、同時消し、相殺、お邪魔ぷよみたいな用語について書きました。今回は、初心者がぶち当たる壁について書いていきます。

第一の壁

 ぷよぷよを始めて一番最初にぶつかる大きな壁は『連鎖が組めないんだけど!?』です。
 ぶっちゃけこれが一番大きな壁ですね。これが原因でぷよぷよをやめてしまった人がたくさんいるくらいですから……。
 ここを乗り越えるためにはとりあえず連鎖の感覚をつかんでみましょう。そうは言ってもどうするんじゃー!ってなると思うので、具体的にどんな練習すればうまくなるのか書いていこうと思います。(あくまでも個人的な意見です)

 まず初めに初心者が覚えるであろう形があります。はい、そうです、『階段積み』です。え?『カエル積み』?あれはだめです!!
 ということで『階段積み』の形を下に置いときます。連鎖のつながり方に注目してシミュレーションを動かしてみてください!

 これが階段積みです。もちろん実践でこんなにきれいに組むことはできませんし、スキが大きいので使われることは少ないのですが、初心者にとっては非常に直感的に連鎖をイメージしやすいため入門に位置付けられています。実践などで無理やり組むならこんな感じになるのかな。

 このように縦に同じ色を積んで、1つ隣の列に同じ色のぷよを置く形になっているのが特徴ですね。とりあえずは、とことんぷよぷよというモードで階段積み5連鎖が組めるように練習しましょう。連鎖の感じがつかめた!慣れてきたと思ったら次の形をマスターしましょう!!(^^)/ (補足ですが、とことんぷよぷよのモードがないときは手間ではありますが、COM対戦で連鎖数15くらいまでお邪魔ぷよが降らない設定にすると疑似的に似た環境が作り出せます)

 次の形が『カギ積み』です。その形を下においておきます。

 先ほどまでの階段積みと違うのは、1つ隣の列の色が一つだけ間に挟んで、発火*1しないようにしています。この形をとるメリットは階段積みに比べて暴発しづらいところです。暴発(ぼうはつ)を説明するのは難しいですが、あえて言うとしたら、『組んだ連鎖をいざ発火してみたけどなんか意図しないところが消えて大事なぷよが無くなっちゃった』みたいな状況ですかね。
 暴発しちゃう階段積みの例をシミュレーションで作ってみました。

 まあ、カギ積みをしても暴発するんですけどね。
 カギ積みを練習するのは、連鎖の仕方を感覚的に身に着けてもらうためだったりもします。むしろ暴発云々よりこっちが大事!!違う色のぷよを挟み込んで連鎖を作ることができるようになればほとんど第一の壁を越えたといってもいいでしょう。そのためにはカギ積みをたくさん組んで練習する必要があります!ガンガン組んでいきましょう。

 『階段積み』と『カギ積み』をコントローラーの十字を下押しした状態で組めるようになれば、第一の壁は超えています!(おめでとう!!)

第二の壁

 しばらくすると5~6連鎖は打てるものの7連鎖以上が打てない現象に悩まされます。これはぷよぷよのフィールドが横幅6マス(6列)のゲームであることに起因しています。それじゃあ、『どうやって7連鎖以上にするのか』というのが、第二の壁です。ここでとる戦略は大きく分けて2つあります。それは先に『連鎖尾』を勉強するか、それとも『土台や折り返し』を勉強していくかです。これに関しては意見が分かれるかもしれませんが、自分は土台、折り返しを先に手を付けたので、この記事でも先に土台や折り返しについて触れていくことにします。
 まず初めに階段積みとカギ積みの折り返し例を見てみましょう。

 このようにして連鎖を発火する場所*2を上に伸ばしていくのが折り返しです。このまま組んでいくと、下の図のように組むことも可能です。

 これに関しても練習あるのみです。余裕が出てきたら多重折り返しや第2折り返しなどいろいろ試してみてください。この折り返しができるようになればネット対戦にチャレンジし始めてもよいころだと思います。

 そろそろ階段積みとカギ積みから卒業したい人は、土台を覚えていきましょう!とりあえず一番有名な形のGTRを見てもらいましょうか。(GTRは土台じゃなくて折り返しだという意見は分かりますが、定型化されているものは土台と呼ぶことにしてます。予めご了承ください)

 こんな感じのやつですね。もっとたくさん挙げている人もいますが、自分が覚えているのはこんなもんです。ポイントは左側にあるL字とその周りにあるぷよ(ここでは、L字が青ぷよでその周りにあるぷよが赤ぷよ)が一番大事になってきます。この形をサクッと作れるようになるといいのですがそう簡単にはいかないので、紙かなんかに落書き程度でいいので、上記のGTRの形を描いてみてください。最低でも、各フィールドにある、青赤黄色のぷよの配置は覚えておくと上達が早いです。
 実際にどう組むのかについては次回の記事で重点的に取り上げるので、それを見ながらとこぷよしましょう!!

 ちなみに土台にはいろいろなものがあるので、詳しくは『ぷよぷよ 土台』とかで調べてみてください。(土台をまとめた記事の需要があれば書くかもしれません)

 連鎖尾は連鎖数を稼ぐためだけじゃなく、置き場のないぷよをうまくさばくためにも習得してほしい技術です!(ちなみに、これを習得する前の自分は、いらないツモ*3がさばけずにフィールドの隅っこを圧迫してました。w)

 お次は連鎖尾です。連鎖尾という名前の通り、連鎖終わりをどんどん伸ばしていくものになります。連鎖尾にもいろんなものがありますが、一番わかりやすくて汎用性が高いのは『雪崩』です。
 具体的にシミュレーションで見ていきましょう!

 雪崩という言葉のイメージ通りの消え方をしていて、わかりやすいですよね。そのほかにも色々あるので、詳しく知りたい人は『ぷよぷよ 連鎖尾』で検索してください。これは自分の頭の中を整理する意味もかねて後日まとめたものを扱った記事を書く予定です。

第三の壁

 『土台や折り返し、連鎖尾をマスターしただけど勝てない相手がいるんだけど!』これが第三の壁です。
 ぷよぷよの技術的にはもう十分な状態まで来ているのですが、勝てないことがあります。特に技術が同じくらいのはずの相手や、自分より組んでる連鎖が少ないのに負けることがあるはずです。なぜこのようなことが起こるのかというと、相手が凝視をしているからです。凝視というのは、プレイ中に相手のフィールドを見ることを指します。特に相手の連鎖が暴発ないしは意図的にぷよを外してくることがあります。意図的にぷよを外すのは短いけどお邪魔ぷよがそこそこ降ってくる3連鎖や4連鎖を打つことで、お邪魔ぷよの対応をさせたり、組んでた連鎖*4を先に発火させたりするためです。(先に発火させるとその間に連鎖を伸ばせるかため一般的に連鎖は先に打った方が負けるといわれています)

 凝視をしているとそういう兆候に気づくことができます。例えば全く凝視をしないで組んだ10連鎖と凝視をして組んだ3連鎖同時消しだったら、そこそこいい勝負になると思います。10連鎖組んでる間にフィールドはだいぶぷよで埋まっているため、そこにお邪魔ぷよを発火できないように降らせられれば勝てますよね。

 凝視の際は、相手の本線*5の威力と副砲*6の有無それに加えて、攻撃のタイミングを見るために発火点と相手のネクストぷよも見れると理想的です。

 これに関してはいろいろな練習の仕方があると思うので、動画で調べるなり誰かの配信を見ながらとこぷよをやるなり、工夫してやっていかないと習得できません。習得できれば完全に脱初心者でしょう!



最後まで見ていただきありがとうございます。また別の記事でお会いできることを祈っております。



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*1:組んだ連鎖を実際に消すこと

*2:発火点と呼ばれる部分

*3:ぷよのこと

*4:本線という

*5:一番大きな連鎖のこと

*6:本線を発火するよう促すそこそこの火力を持った本線じゃない連鎖(例)本線9連鎖と副砲3連鎖ダブル